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心の準備
この春、一人暮らしを始めたあなたはとても楽しそう♪友達と出かけたり、掛け持ちでバイトを始めたり、自炊してみたり。母が一人暮らしを始めた30年ほど前の電話線を引くのにウン万円かかっていた頃と違い、今はスマートフォンだし、実家にいた頃同様に連絡が取れるけど、用事がない限り連絡することはほぼほぼ無い。夏休みには帰ってきたいと言ってたので母は楽しみにしている。けど、心の準備もしている。帰ってきても友達と遊びに行って家には居ないはず。夕飯だって一緒に食べることはないかもしれない…と。母もそうだったし、それくら…
思い通りにいかない時
やっと学校が始まって1ヶ月以上が過ぎ、そろそろ5月病の時期に入ってくるころね。全てが新鮮で楽しい反面、緊張を強いられていたものがだんだんと日常になって慣れてくる頃だものね。疲れを感じて、うまく休むことができるのは成熟した大人だけと言うぐらいだから、『適切に休む』というのは難しいものなのかもしれないね。休むことを機会損失のように感じたり、怠けているようなもう少し頑張れないか?!と考えてみたり。自分の肉体と気持ちの調整もトレーニングが必要だと心得て!やるほどに上手になるから。心が疲れると身体は疲れていな…
一生、遊び続けないと!
あなたたちに母が求めることをひとつに限定してと言われたら、楽しんで欲しいと思う。母が大学生のころ、大学が嫌で毎月のように実家に帰っては「たのしくない」「面白くない」と愚痴を言っていたときのばぁちゃん(母の母ね)の苦しそうな顔を見たときに思ったことがある。そっか!お母さんは私が楽しそうなのが好きなんだって。だから私が楽しいことをやろうと決めた。母になってより思う。子どもたちが楽しそうなのが母は一番嬉しいのよ。何よりの親孝行。長女は母の日に手紙をくれたけど、そこに「大学が楽しい!一人暮らしが楽しい!家を…
息子と母の関係
「どうして僕を信じてくれないの?」息子が小学校4ぐらいの頃言われた、母にとって衝撃の言葉。母は仕事柄、出張が多い。出張先から電話をし、行ってらっしゃい!と朝から声をかけるのだけど、それでも小学校時代の忘れ物は親の責任という感じが抜けず、ずーっと忘れ物の心配が付きまとっていた。家にいる時は、明日の用意はできた?プリントはない?忘れ物は?と確認の意味で尋ねていたつもりだったのだけど、彼は何で僕を信じてくれないの?と怒ったように言った。母の私はただ彼を見つめるだけ。その後一晩中、考えていた。信じてないわけ…
プロフィールをつくってみる
『日々、自分を作っていっている』ということに気づくと毎日が少し変わるよね。あなたたちはもう自分を自分で作っているんだよね。あなたたちの年齢の頃の母は自慢できるようなものは一切無い。予備校で成績を下げ、大学は中退し、バイトは3日も持たなかったことが多々あった。ダメだと言われる若者そのものだったんじゃないのかな。当時、マズイな…、このままじゃダメだな、といった焦りだけはあったように思う。そんな焦りから少し解放されたのは『60歳の顔は自分で作る』っていう文章に出会ってからかな。60歳の自分を念頭においたら…
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